
所在地 | 南郷村水清谷樋の元 |
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架設年 | 明治33年頃 |
石工 | 岡 勝治(肥後) 山本 畩治(地元) |
橋の紹介 | 国道388号と国道446号との交差点小又吐から国道388号を北上して約4km、右手下にある。要石の部分を両岸の取り付け部分より高くした単純アーチに近い橋で、若干の壁石積みを施している。現在は農道であるが、昭和9年までは地区の主要道路であったという。 石工の岡勝治は、神門地区に通じる道路工事で来村し、地区の神社の石段の工事も行ったそうであり、意外な所で「肥後石工」の足跡を確認することができた。 南郷村誌では《樋の元橋》とある。 ※南郷村誌には樋の元橋・橋口橋・下名木橋と塚原橋の4基が記載されている。このうち、樋の元橋は水清谷橋眼鏡橋である。橋口橋は神門橋(国道446号)に架替え、下名木橋は塚原橋と同じだそうである。 |