【宮崎県の石橋】

92. 大河平(おこびら)水路橋(《たいこ橋》めがね橋)

所在地えびの市飯野大河平
架設年江戸末期
石工不明
橋の紹介 めがね橋の上流約500mの位置にある。享保用水路の橋である。
橋面の幅は8.1mと広く、中央に幅1.0mの水路(三方張)を通している。橋の左岸側に広場を設けている。
側面からは、川の上を横断して大きな堤防を築いてあるようにも見える。勾配を付けて築いた下段の壁面から、後退して上段の壁面を築いている。台形2段に築いた橋はこの橋である。
江戸期の架設と推測されているが、どこの石工が架設したかなど詳細は不明である。川の中に降りることができず、アーチの石積みなど見ることができなかった。
目次