てげいっちゃが、みやざきの橋ポスター
(ポスターに関する意見交換会風景)
目的
宮崎県内に現存する主な「はし遺産」をPRするポスターを制作し、県内外に掲示・配布することで、県外に宮崎をアピールするとともに、県民が「はし遺産」の価値を見つめ直し、地域活性化への活用のきっかけとする。
ポスターに掲載する「はし遺産」の選定方針
(社)土木学会が2005年に全国調査し、近代土木遺産と定義している橋から選定。
※近代土木遺産
幕末以降、西洋の近代土木技術が導入されてから第二次世界大戦以前までに造られた土木施設のうち、現存しているものを近代土木遺産と定義。 (全国で約2,800件、九州で約500件)
近代土木遺産は、次のような3点で評価され、A~Cの3段階にランク分けされている。
- 技術:技術が優れていること
- 意匠:デザインが優れていること
- 系譜:地域に様々な形で貢献している、あるいは地域の人たちに愛されていること
宮崎県「土木の日」実行委員会が2009年に調査したところ、宮崎県内は32件あり、その中に含まれる橋は、18橋。
(選考を終えて)
18橋の中から、ポスターに掲載する「はし遺産」の選定基準に基づきマトリクス形式にて採点し10橋を選定しました。
(1) 橋の構造など、技術的な観点
(2) 橋のデザインや背景も含めた景観
(3) 現在の地域での活用状況
(4) 橋までのアクセス
(5) 今後の地域活性化への活用の可能性
今後の活用方法
- 道の駅、JR、バスなどの旅行者の目に触れる場所に、ポスター掲載をお願いする。
- はし土木遺産を知っていただくために、土木遺産を訪ねる「土木遺産ツアー」を実施
- 業界団体の広報誌、地元タウン誌に、はし土木遺産の情報を掲載していただくようお願いする。
- 「ツイッター」や「フェイスブック」によるアピールをおこなう。