宮崎県の石橋
坪谷橋(つぼやはし)
※町指定有形文化財(昭和58年6月)
所在地 | 東郷町坪谷本村 |
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架設年 | 明治44年3月 |
石工 | 衛藤 精一 |
橋の紹介 | 国道446号の旧道の橋である。牧水記念館から西に進み約1.5kmの位置にある。国道の橋のすぐ上流側に残されている。起拱石の下は厚さ45cmの石を4段積んでその上にアーチを載せている。壁石は、起拱石の部分から要石の上面まで14段、さらに橋面までの9段を積み上げている。アーチ石の厚さは60cmで、個々の石の成形や仕上げも、さらに石積みも入念でこの地域では最も堅牢な造りの石橋のように見受けられた。橋梁合帳では坪谷本村橋、大正3年架設で登記されている。 |