みんなで広げよう「橋の日」を 8月4日は「橋の日」記念日

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「橋の日」活動、Q&A

ご案内 : 2020年08月28日(金)

橋の日の活動について、よく質問される内容を「Q&A」形式にまとめてみました。

1.団体の紹介 

・設立はいつですか?

1985年(昭和60年)に「橋の日」を提唱。翌年延岡市でスタートし、その翌年に宮崎「橋の日」実行委員会が第1回「橋の日」を大淀川にかかる「橘橋」でおこないました。

・活動の目的を教えてください。

普段何気なく通っている橋、1年に一度「橋」や川について、見つめ直す機会にと考えたからです。「橋」には、こころの架け橋、夢の架け橋という言葉があるように、橋にはロマンがあります。身近でみんなが利用する「橋」を通して、街づくりを考えていきたいと考えているからです。

・団体の名前の由来は

8月4日のゴロ合わせで、8月=は4日=し、としました。

全国にもたくさんの橋の日を実施している団体がありますが、○○(町の名前)+橋の日実行委員会、○○橋を愛する会、清掃の会など、さまざまな名前が活動されています。

・宮崎「橋の日」実行委員会の会員数、メンバーについて

会員は現在40名おり、会社員や主婦、橋梁メーカーの社員、行政などが参加しています。その他にも紙芝居朗読ボランティアの皆さんも年間を通じて活動しています。

2.活動の内容

・いつ、どんな活動をしていますか? 

8月4日の「橋の日」記念日に合わせ、「橋の日」の啓発活動、橘橋の橋磨き、点字ブロックの清掃などの行事をおこなっています。また、行政にお願いして、「親子で橋の点検体験見学会」の開催。

県内外で「橋の日」活動に取り組む人達への情報や資料の提供をおこなっています。(新潟県、滋賀県、沖縄県)

毎年11月には、「地域のお宝再発見ツアー」と題した、地域の文化遺産を巡るツアーをおこない、今年で9年目となります。昨年は台湾の歴史遺産を巡るツアーを実施。

日本人技術者たちがつくった「烏山頭(うさんとう)ダム」他を巡るツアーを実施。土木の果たす役割と意味と価値を改めて学びました。また、年間を通じては「紙芝居の上映」をおこなっています。5年に1度、「橋」を通じたまちづくりシンポジウムなどを開催しています。

・活動の予定は?

宮崎県内では、宮崎市、延岡市、都城市、日南市、串間市、日向市、高千穂町、日之影町、美郷町、国富町、西米良村にて実施されています。今後は、県内のすべての市町村で「橋の日」がおこなわれるよう働きかけていきたいと思います。また、身近な「橋」について、関心を寄せていただけるようさまざまな働きかけをおこないたい。

・将来の団体の抱負について

楽しい行事をより楽しくおこなっていきたい。「橋の日」を通して、橋を渡る人、暮らす人が、橋への関心、川への関心が高まるような行事を計画して、多くの方々に参加していただきたい。

・活動への反応はどうですか? 

昨年「橘橋」の点検作業の体験会に参加した小学6年生から、「コンクリートを叩くと悪いところは音が違うことがわかった。作業は大変だと思った」との感想があった。一方、橘橋の橋みがきに参加した高校生からは「予想以上に橋の欄干は汚れていた。磨いたことで気持ちもすっきりした」 と話していました。

・活動におけるエピソード(嬉しかったこと、喜ばれたこと、大変だった事など)

宮崎県から発信した「橋の日」ですが、30年程かけて全国の市町村で橋の日がおこなわれるようになりました。つないでいったのは、すべて担当された方の「橋」への思いでした。小さな活動が大きな成果に結びついていくことを体感しました。

3.その他

インターネットをつかっている方でしたら、「橋の日」で検索すると、宮崎「橋の日」実行委員会のページがでてきます。

「橋の日アーカイブ」では、過去33年間の全国誌に掲載された記事なども、紹介されていますので、ご利用ください。また、「橋の日」関連の資料が必要でしたら、下記まで連絡いただければ無料にて送付いたします。

宮崎「橋の日」実行委員会事務局お問い合わせメールまで